材質 | SUS304-W2 |
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線径・板厚 | φ2.0 |
工程 | ワイヤーフォーミング |
特徴 | 両端面取りを自動機加工 |
製作実績ワイヤーフォーミング(線加工)
面取りでバリを除去したワイヤー加工の事例
ワイヤーフォーミング(線加工)ステンレス材2.0mm~生活雑貨その他
面取りで両端部のバリを除去した製品のご対応事例
形状自体はシンプルで 多くのばねメーカー様が加工可能な製品と思います。
しかし本品は 雑貨の外観部品(=触ることが出来る場所)に採用される部品で、
安全基準が厳しいため 端部に発生するバリに注意が必要でした。
製品端部には「指で軽く触れてもケガしない程度のバリ」はどうしても発生します。
加工後の製品をワイヤーから切り離す工程で発生してしまうものです。
画像では円の上部側がすこしギザギザしているのが分かりますでしょうか?
これがバリ(カエリ)といわれるものです。
投影機で拡大して端部を見てみるとこのようになっております。
~0.1mm程度の微細なバリで、内部に組み込む部品ではまず問題になりません。
バリ部分をぐっと手の甲に強く押し当てて、引っかいたりするとケガをするレベルです。
この「ちょっと困るカットバリ」を除去するために面取りを行いました。
端部の角部がテーパー(先細り)に削り落とされ バリはなくなりました。
通常この工程は ワイヤーを加工後に人手で行うことが多いですが、
発注ロットが数万単位になってくると 人海戦術では納期・マンパワー的に無理が生じます。
面取り部を投影機で拡大してみてみます。
バリや角部分がなくなったことがわかるでしょうか。
製品加工 → 両端面取りを自動機での一発加工を実現させるために
当社オリジナルの面取り型を技術課で設計・製作しました!
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葵スプリングでは 「一貫したオートメーションの追求」をミッションに掲げており、
ばね・ワイヤーフォーミング +α の付加価値を追求しております。
「手加工でやるしかなさそうだが 数量・納期対応が無理」という案件に
当社のノウハウ・発想そして形にする技術力でお応えさせていただきます!