材質 | SWC-80C |
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線径・板厚 | φ3.5㎜ |
工程 | ワイヤーフォーミングマシン |
製作実績ねじりコイルばね
ねじりコイルばね アーム部脚長 ピッチ巻
■製造方法
~ねじりコイルばね アーム部脚長 ピッチ巻 製作実績のご紹介~
こちらの製品はアーム部分の脚が長いピッチ巻に加工したねじりコイルばねになります。
葵スプリングにありますワイヤーフォーミングマシンにて製作いたしました。
▲ピッチ巻加工のねじりコイルばね
ねじりコイルバネは特に指示がない場合は密着巻(コイル部のスキマ0の状態)で加工します。
本品はコイル部に隙間があるのが見てわかると思いますが、これを「ピッチ巻」といいます。
ピッチ巻の目的は「各素線の摩擦防止」「コイル高さの調整」など様々です。
▲アーム部が長い
アームが長くなるほど同じモーメント・タワミ角のときの、
ばね定数・ばねに作用する荷重が小さくなります。(荷重=モーメント÷動作アーム長さ)
アームを長いばねを設計したいときは 荷重の計算に注意して下さい!
葵スプリングでは設計を含めたご相談も可能です。
▲アーム部はL曲げにて
長い腕は単純なストレートではなく、作用点に相手物を引っ掛けやすくするために
アーム先端にL曲げ加工を施しております。
ちなみに曲げRは応力集中を避けるためになるべく大きいRにするとよいです。
※Rを指定する場合は専用ツールが必要になる場合が多いことをご注意ください。
「ピッチ巻は寸法がばらついてやりにくい」
「ピッチがばらついてしまってウチでは加工できない」と言われ困っている。
このような方は 是非葵スプリングにご相談ください!